令和7年9月29日 市長メッセージ「持続可能で健全な財政運営を目指して」

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ページ番号1023017  更新日 令和7年9月29日 印刷 

 皆さん、こんにちは。市長の越田謙治郎です。
 先週の金曜日(9月26日)、本市の姉妹都市であります千葉県香取市の伊藤友則市長にお越しいただき、インスタライブ「おしえてコッシー」にゲストとしてご登場いただきました。姉妹都市の首長同士、また、全国青年市長会の仲間として、楽しいひとときを過ごすことができました。市公式Instagramのアーカイブで見ることができますので、ぜひご覧ください。

 さて、本日(9月29日)、9月議会が閉会しましたが、決算認定を除く全ての議案について承認いただきました。10月1日からは一般・特別会計決算審査特別委員会が始まります。引き続き注目していただければと思います。

 本市の令和6年度決算は、実質収支が3億7,089万7,251円となりました。また、実質単年度収支は5,737万円で3年ぶりの黒字。市が独自で計算している実質的な収支については、約5億円となりました。基金残高は約95億7,000万円となり、平成30年度末に比べ約2倍に、市債残高も約720億4,000万円が約645億6,000万円と減少傾向にあります。 過去からの財政健全化の取り組みに加え、令和6年度は国の定額減税の影響で市税は減少していますものの、その代替財源である地方特例交付金を加えますと、実質的に市税収入は増加しています。予算編成時には、5億円の財政基金を取り崩す予定でしたが、財政基金を取り崩すことなく、市政運営を行うことができました。また、職員の働き方改革を進めた結果、令和4年度と比較すると時間外手当も6,557万円削減しています。

 財政状況については、1つの指標だけではなく総合的に判断するべきですが、川西市ではここ数年で多くの財政指標が改善傾向にあります。 言うまでもなく、私たちの目標は財政の収支均衡ではなく、持続可能で健全な財政運営を前提にサービス向上を図ることです。言い換えるなら、「将来の市民の幸せ」と「今の市民の幸せ」を両立させる必要があるのです。その意味から、令和6年度は総合計画の初年度であり、多くの新規施策を進めるとともに、市制70周年の節目で多くの事業を行ってきた中で、一定の成果を出せたと考えています。

 ただ、最悪の状態を脱したとはいえ、まだまだ安心できる状態にあるとは言えません。物価高騰の影響は依然として先行きが見えません。また、今後予想される人口減少社会に対応するため、公共施設の更新・老朽化への対応が必要です。加えて、こども教育へのさらなる重点化、多様化する市民ニーズに応えていくためには、年間2億円から3億円程度の新規財源を確保する必要があります。事業の見直しに当たっては、賛否それぞれの立場からご意見をいただくとは思いますが、市民の声をしっかり聴きながら前に進めていきます。

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